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キッチンだけ、浴室だけという部分解体も、解体業の仕事です建物を壊すだけじゃない

2024年01月11日

解体と言えば家屋やビルなどの建物を壊すというイメージを持たれる人も多いかと思います。

しかし、解体には、対象物全体の取り壊しや撤去以外にも、特定のものをピンポイントに解体できる部分解体というものもあります。

ここでは、部分解体の対象となるものを紹介・解説していきます。

 

部分解体をすることはできる?

まずは、根本的に部分解体はできるのかどうかについて触れていきます。

結論から言いますと、家屋などの建物以外にも、一部分のみを解体することは可能です。

解体=建物や建築・建造物すべてを取り壊さなければならないという決まり・ルールはありません。

ですので、家屋・建物以外にも、特定の物や設置されている建造物の部分解体は可能です。

 

ただし、注意しなければならないのが、すべての物を部分解体できるとは限りません。

家・建物の造りによっては取り壊すことが困難な物もあるため、工事前の現地調査をしっかりと行ってもらい部分解体が可能か確認を取る必要があるでしょう。

 

部分解体に含まれる物

家や建物以外にも、部分ごとに解体できる物の例を以下ではご紹介いたします。

 

lキッチン

l浴室・浴槽

lトイレ

lブロック塀

l庭石

l門・扉

lバルコニー

l物置

lフェンス

l地中埋設物

lその他内装解体

 

上記の例はごく一部ではありますが、このような物を部分的に解体したり撤去したりしてもらうことを解体業者に依頼することができます。

これらの部分解体は、家や敷地内の建造物の増改築などを行う際に利用することが殆どだと思います。

もしも、上記のような項目に該当する解体・撤去を考えている方は、部分解体として解体業者へ依頼できるということを覚えておくと良いです。

ちなみに、個人の持ち家などの部分解体以外にも、飲食店等が店舗内を改装する際の不要な物の解体や撤去も部分解体に含まれます。

 

部分解体の費用について

 

家やその他の建物全体の解体は、1坪あたりで単価が定められていたり、作業全体の工程や規模によってかかる費用が異なります。

では、部分解体の場合はどのように費用が決められているかと言いますと、基本的には通常解体の考え方と大きな差はありません。

解体する対象となる物の大きさや使われている素材、工事に必要な工数、重機などが必要かどうか、等で金額は異なります。

工事が複雑になればなるほど、その分金額も高くなっていくというイメージです。

物によっては数万円程度から工事が可能な物もありますし、数十万円〜数百万円かかる物もあり解体する物、場所、環境、状態により様々です。

もしも、部分解体の業者への依頼を検討している方は、必ず事前に見積もりを取り、現場調査をしっかりと行ってもらうことをおすすめします。

また、以下では部分解体を行う際にかかる費用の中で、金額の変動が起こりやすいケースをご紹介いたします。

 

l職人による人力での解体が必要

lダンプなどの大型トラックの搬入が必要

l大きいサイズの重機が必要

l防音シートの設置が必要

l養生シートをパネルタイプに変更

l残置物の撤去が必要

l地中埋設物の撤去が必要

lアスベストが使用されている建物

 

解体工事時に、上記のような内容が含まれている場合は解体費用が高くなってしまう傾向にあります。

つまり、解体業者側の負担が大きくなったり作業内容が複雑になればその分だけ金額も上がっていくと思っておくと良いでしょう。

また、後々になって金額が上がった、工事途中で当初の見積もりよりも金額が高くなることを言われた、などのトラブルが起きる可能性もあります。地中埋没物の撤去などは、掘ってみないとわからないため、工事が進んでから別料金で請求される事はありますが後々「聞いてなかった」とならないよう、事前に現地・現場の調査はしっかりと行ってもらい、追加料金の有無などの説明を受け納得してから発注することをおすすめします。

 

株式会社和田組でも、部分解体のご相談に乗らせていただいていますので、ご予定がある方はお気軽にご相談ください。