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解体の時、建物の中に不用品は置いたままでもいいの?
建物解体の際、不用品の処分も一緒にお願いしたい。そんなご相談も多いです。
果たして、家庭で出た不用品を解体業者についでに依頼してもいいものか?
そんな疑問にお答えする内容になっています。
不用品を解体業者に依頼することは大丈夫なのか?
本来、粗大ゴミや家庭ゴミは、法律で一般廃棄物として自身で処分しなければならないと決まっているため、基本的には解体時には不用品を残さないことが理想です
しかし、解体のついでに特に大型の不用品の処分をお願いしたいと考える方は多く、弊社を含め多くの解体業者は、家の中にある不用品を「残置物」と呼び、建物の解体のついでに処分をお引き受けすることがあります。
ただし、残置物を解体業者に依頼するという事は、解体料金に残置物の分別や処分の手数料が加算されることになります。ですので、物によってはお客様の方で事前に処分された方が解体費用を大幅に抑えることが可能になります。
今回は、過去弊社でご相談の多かった残置物を例に、ご自身での処分が比較的簡単な物を中心にまとめてみました。
自分で処分した方がお得なもの
1:布団や洋服
布団や洋服などは残置物の代表的な例と言えます。
こうした布製品は、解体業者に依頼をすると、一般ごみではなく産業廃棄物として扱われるため、高額な処分費用が加算されます。
しかし、布団や洋服は各自治体の処理場に持って行く、リサイクルショップへ持ち込むなどすることで、処分費用を安くすることが出来るのでおすすめです。
特に洋服はリサイクルショップだけではなく、ネットオークションなどでも販売しやすいので、遠方のご依頼主様でも、比較的対応しやすい手段かと思います。
2:食器類
不要な食器類は不燃ごみに出すか、備品や珍品であれば、リサイクルショップに持っていくのがおすすめです。
ブランド品やセット物の場合は買取価格がつくことも珍しくありませんし、そうでなくても無料で引き取ってもらうことが出来る事もあります。
ただし、リサイクルショップに持っていく場合は、事前に電話にて確認の上、引き取り可能かどうか、また運搬中に割ってしまわないように気を付けましょう。
また、食器類を海外に寄付するという活動を行っている団体もありますので、値段が付かないような食器類はこうした寄付サービスを活用して無料で処分するのもいいでしょう。
3.食器棚やタンス・ソファー
タンス・食器棚など、木製品は解体する建物が木造であれば、一緒に処分することが可能な場合もあります。
ソファーやベットマットなどは、布団や洋服と同じく、解体業者に依頼をすると産業廃棄物扱いになるため、解体費用とは別で処分費用が加算されます。
ですので、自治体の粗大ゴミに出すか、フリマアプリ・リサイクルショップに依頼する事で、解体時にかかる費用を抑えることができます。
まとめ
家庭の不用品は、解体業者に処分を依頼する事も可能ですが、多くの場合「産業廃棄物」の扱いとなり、分別の手数料や処分費用などが加算されます。
解体費用を抑えるためには、自治体やリサイクルサービスなどを利用して、ご自身で処分をすることをお勧めしています。